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近畿デンタルショー2025 モリタブースレポート

2025年4月12日(土)、13日(日)の2日間、大阪市にあるインテックス大阪にて開催された「近畿デンタルショー2025」に出展いたしました。

今大会のメインテーマは、「近畿から発信!未来の笑顔を創りだすデンタルテクノロジー」。

ということで、モリタブースではどのような展示で来場者の皆さまをお迎えしたのか、ブース担当者の話を中心にお届けしたいと思います!

今回のモリタブース担当者

ブース全体について

普段は開業を担当している花井(モリタ)

花井:今モリタが力を入れている開業に特化したブースを作りたいという思いがありました。

それを実現するために、いつもはブースの奥にあることが多い「開業相談コーナー」を入り口に設置。立ち寄られた先生方と気軽にお話ができるよう、テーブルを二つ用意しました。

また、テーブルの横の壁にはモニターを付け、普段の開業の打ち合わせでも使用している「物件配信システム」という物件を紹介できるシステムを実際に動かしながら様々なお話しをすることで、開業のイメージを膨らませてもらうことができるようにしました。

「物件配信システム」を活用した相談コーナー

花井:そしてもう一つ、昨年の東京デンタルショーで好評だったModel Clinicを近畿デンタルショーでも作りました。

開業や承継で先生方とお打ち合わせすると、「大きさがわからない」というお声をよく聞きます。「消毒コーナーはどれくらいの大きさが必要か」「ユニットを置く診療室はどれくらいの大きさが必要か」、図面上の数字を見るだけだと、わかりづらいですよね。

そこでこのModel Clinicでは、モリタとしての提案やこだわりを寸法とともに見える化して、実際に肌で体感してもらうことで、開業をお考えの先生方のお役に立てればと考えました。また開業する場所は決まっていて、これから平面図を作る段階の先生にも、参考にしてもらえたらと思います。

昨年の東京デンタルショーで好評だったModel Clinicを小スペースで再現
院内に必要なスペースはどれくらいか、数値とともに見える化しました

①受付→②印象→③消毒・滅菌→④診療室

花井:「開業相談コーナー」と「Model Clinic」、この2つをブース内で大きくスペースを取り展開したことで、開業に特化したブースとすることができたと思います。

実際にModel Clinic内をご案内

写真を撮っている来場者の方の姿もあり、この空間で想像力を働かせてもらえたのではないかと思います。開業をお考えの先生以外にも、歯科ディーラーの方からも「勉強になります」とのお声をいただいたり、今回も好評でした!

③消毒・滅菌
扉を開くにはどのくらいのスペースが必要か
すれ違うことができる通路幅
器機類の高さ、イメージ通りでしょうか?

次は、歯科材料について

普段は歯科材料・小器械の営業をしている山本(モリタ)

山本:たくさんの方に製品を触って欲しいという気持ちがあり、興味を持たれている先生が多い口腔内スキャナー(IOS)や根管治療に使用する「トライオートZX2+」「ルートZX3」の展示台数をいつもより増やしました。

また来場者の方とよりコミュニケーションがとりやすい、展示台をアイランド型にしてみました。「トライオートZX2+」「ルートZX3」などは充電タイプなので、展示台の上もスッキリと保ちつつ、電源を入れて実際に触ってもらえるように設置しました。

アイランド型の展示台には「トライオートZX2+」「ルートZX3」
歯科用3Dプリンター
「アキュプリント 3D LED キュア」
造形物はこちら

山本:またModel Clinicでは、「②印象」のところでデジタル技工の流れに沿って製品を展示することで、デジタルでどういうことができるのかを知ってもらえるように配置しました。

Model Clinicの②印象コーナー

山本:歯科材料の多くはメーカーから仕入れて取り扱っていて、「デンタルショーがあったら声をかけてください」とおっしゃっていただくこともあります。今回は江崎グリコ株式会社さん、3Shape Japan合同会社さん、バンドー化学株式会社さんがモリタブースの説明員として参加してくださいました。

皆さん積極的に来場者の方にお声がけくださっていましたし、メーカーの皆さんと連携することで、モリタが取り扱う幅広い品目の歯科材料について、より詳しくお伝えすることができると感じました。

またモリタブースの隣にはライオン歯科材株式会社さんのブースがあり、そちらとも連携しました。

「POs-Ca F(ポスカ・エフ)」(江崎グリコ)
「嚥下運動モニタ B4S」(バンドー化学)

次は、情報機器について

情報機器担当は岡島(モリタ)

岡島:ブース内の情報機器製品を全てLANケーブルで繋ぎ、どこにいても情報機器製品との連携を感じてもらえるようなブース作りをしました。

院内データ総合管理ソフトである「Trinity Core3(トリニティコア3)」や受付システムの「Genicept(ジニセプト)」など、開業をお考えの先生には実際の歯科医院をイメージして使ってみてもらえるように、Model Clinic内の①受付や④診療室にも設置しました。

導入前と導入後のギャップが少しでもなくなるように、と思います。

Model Clinic ①受付はデジタル化
Model Clinic ④診療室のモニターでも

岡島:以前までは、情報機器コーナーでのみ展示していましたが、今回はModel Clinicにも同じ製品を置くことで、開業をお考えの先生にはModel Clinic内で説明し、すでに開業されている方などそれ以外の方は情報機器コーナーでじっくり説明するなど、説明場所を分けたことでより多くの方に体感いただくことができました。

情報機器コーナーにはチェアを用意し、じっくり説明

最後にこちら

チェアユニットコーナーの担当者

チェアユニットコーナーは、お隣のブースのブルーの照明を浴びて、クラブのような雰囲気になっていました(笑) それぞれの推しポイントを一言でまとめてもらい、モリタブースレポートを締めくくりたいと思います!

スペースラインST
チェアの下に配管があり、スペースがコンパクト!
(モリタ製作所 鎌田)
シグノT300
ルナビューショット2!撮影モードが4つ、写真以外に動画もある!(モリタ東京製作所 中村)
ポータキューブ +
コンパクトなのにバキューム吸引がチェアと同等!
(モリタ 緩詰)

以上、近畿デンタルショー2025モリタブースレポートでした!

次のデンタルショーは、5月31日(土)、6月1日(日)開催の第48回九州デンタルショー2025です。

マリンメッセ福岡で皆様のお越しをお待ちしております!

ご来場ありがとうございました!